ICEPP is exploring Quantum Computing and Sensing technologies, aiming to advance our understanding in fundamental science including high-energy physics at colliders.
「量子人工知能 = 量子AI」
の実現を目指して
科学技術の新しい分野として量子情報科学は近年急速に進展しており、近い将来基礎科学や応用科学、産業応用に革命をもたらす可能性のある技術として注目されている。ICEPPは量子コンピュータや量子センサーの研究を通して、高エネルギー加速器実験を含む基礎科学を前進させることを目指している。特に、大規模化が可能な「量子人工知能 = 量子AI」の実現を目指し、量子技術の応用研究を推進している。高次元に分布する大規模データから、量子AIを使って高精度で情報を取り出すことによって、基礎科学研究を革新的に変える可能があると考えている。
量子AIって何だろう?
一般向け
私たちが日常生活で目にする全てのものは、原子と電子からできています。その原子や電子から物質が作られ、その物質から私たちはパソコンなどの計算機を作り、いろんな計算を行っています。家計簿ソフトを使ってお金の管理をしたり、ワープロで文章を書いたり。パソコンの内部では、電気信号を使って0と1の二つの「ビット」の情報を表現し、それを元に計算をしています。量子コンピュータは、一言で言えば「量子力学に従って計算を行う機械」です。パソコンの中にある半導体のチップでも、内部では量子力学に従って電子が動いています。[...]
Newsニュース
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国際ワークショップ「Workshop on Cosmic Indicators of Dark Matter 2024」で、口頭発表をおこないました。(10/15-17 東北大学)
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「第36回量子情報関東Student Chapter」にて、ポスター発表をおこないました。(10/9 早稲田大学)
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国際ワークショップ「19th Patras Workshop on Axions, WIMPs and WISPs」にて口頭発表・ポスター発表を行いました。(9/15-9/20 リエカ・ギリシャ)
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量子コンピューティングの高エネルギー物理学への応用に関する論文が掲載されました。